ドコモのスマホ・ケータイから格安スマホ・格安SIMに乗り換える

投稿者: | 2014年12月15日

現在、ドコモのスマホやケータイ(ガラケー)を使っている方が、格安スマホ・格安SIMに乗り換えるときの、基本的な注意点などをまとめてみました。

注意点については、乗り換える前によく検討しておきましょう。

電話番号

電話番号は、格安スマホに乗り換える場合でもMNP(番号そのまま乗り換え)が使えますので、同じ電話番号がそのまま使えます。
ただし、MNPの手続きが完了してから新しいSIMカード(格安スマホ)が届くまでに2日~3日間程度かかるため、その間は電話番号が使えなくなる点には注意が必要です。
(ビックカメラにある「BIC SIMカウンター」など、MNPの手続きが店頭で即日完了するものもあります)

メールアドレス

ドコモメールやiモードメールで使っているメールアドレス(@docomo.ne.jp)は、格安スマホに乗り換えると使えなくなります。
格安スマホでは、無料で使えるメールサービスの「Gmail」を使うのが一般的ですので、乗り換えたあとにメールアドレスが変わったことを知らせる必要があります。

おサイフケータイ・ワンセグ・フルセグなど

ドコモのスマホ・ケータイにはだいたい付いている機能として、おサイフケータイやワンセグ・フルセグ(テレビ)、赤外線通信などがあります。
格安スマホに使われるSIMフリースマホ端末では、これらの機能が付いていないものがほとんどですので、使えなくなるものと考えておいたほうが良いでしょう。

解約したあとのドコモの端末でも、おサイフケータイやワンセグなどの機能は基本的にそのまま使えますので、それほど困ることはありません。
SuicaやPASMOなどの電子マネーは、スマホとは別にカードタイプのものを用意すれば大丈夫です。

支払い方法

格安スマホでは、毎月の利用代金の支払い方法がクレジットカードに限られているものがほとんどです。
口座振替やコンビニ払い(請求書払い)はほとんど使えませんので、クレジットカードを持っていない方は新しくカードを作る必要があります。

一部の格安スマホ(格安SIM)では、一部のVISAデビットカードも使えることがあります。これなら、クレジットカードが作れない場合でも大丈夫です。

未成年者

ドコモは親権者の同意があれば未成年者でも契約できますが、格安スマホ(格安SIM)では今のところ未成年者が本人名義で申し込むことはできません。
親権者の名義で申し込むことになります。

ショップでのサポート、手続きなど

ドコモでは、使い方や設定方法などで聞きたいことがあるとき、ドコモショップ店頭に行けば通常は無料で教えてもらえます。
また、プラン変更やオプション追加、解約などの手続きも、ドコモショップ店頭で済ませることができます。
故障したり通信できなくなったりした場合にも、とりあえずドコモショップに行けば対応してもらえます。修理に出すことになれば、代替機を借りることも可能です。

格安スマホでは、このようなショップが通常は無く、あっても店舗数が限られています。
使い方などは、基本的には自分でウェブサイトなどを見ながら調べることになり、何か問い合わせをする場合も、電話かメールなどを使うことになります。
手続きは、ほぼ全てウェブ上または電話で行う必要があります。
端末が故障した場合は、販売店やメーカーの窓口に修理を依頼することになり、通常は代替機を貸してもらうこともできません。

まとめ

格安スマホにすると・・・

・ドコモが提供しているサービス(ドコモのメールアドレス利用や、ショップ店頭でのサポートなど)は利用できなくなる。
・各種手続きは、ウェブサイトや電話でのみ。
・通常はクレジットカードが無いと使えない。

ドコモでは、サービス内容やサポート体制が充実している代わりに、その分のコストが料金に反映されて割高となっているのだと考えてください。
「手厚いサポートは不要だ」という方は、格安スマホ・格安SIMに乗り換えれば、月々の通信料金が大幅に節約ことになります。