大手キャリア3社のなかで、唯一MVNOに回線を提供していなかったSoftBankが、子会社を通じてMVNO事業を推進していくと発表しました。
実現すれば、SoftBankのSIMロックがかかったスマホ端末やiPhoneなどでも、格安SIMが使えるようになりそうです。
MVNO事業推進の子会社を設立
ソフトバンクモバイル株式会社（2015年7月1日からソフトバンク株式会社）は、MVNO事業を推進する子会社「SBパートナーズ株式会社」を設立し7月1日から事業開始すると発表しました。
このSBパートナーズが、MVNO事業者などと協業して、SoftBank回線を使ったMVNO事業を推進していくとのこと。
格安SIMは、NTTドコモとauの回線を使ったMVNOによるサービスは各社から提供されていますが、SoftBank回線を使った格安SIMはまだありません。
そのため、SoftBankで購入したAndroidスマホやiPhoneなどの端末では、格安SIMに差し替えて使うことが現在はできません。
今後、SoftBank回線を使った格安SIMが登場することになれば、これらの端末に格安SIMを挿して、格安料金で運用することができるようになるでしょう。
これからの動きに注目していきたいところです。