ドコモでスマホやケータイを契約しようとしても、契約を断られるケースがあります。いわゆる「ブラックリスト入り」です。このような場合でも、格安スマホなら利用できるかもしれません。
ブラックリスト入りしてしまったけど、スマホを使いたい場合のお話です。
料金未納・滞納・短期解約に注意
ドコモで契約しようとしても断られるという場合、次のような理由が考えられます。
・過去に料金未納、料金滞納したことがある
スマホやケータイの料金支払いが未納のままになっていたり、支払期日を大幅に遅れたことがある場合には、その記録が残されています。
そのような記録があると、新規での契約を断られる可能性が高くなります。
この記録は大手通信キャリアで共有されるため、auやSoftBankなど他社で未納や滞納があった場合でも、ドコモでの契約を断られることがあります。
・短期解約をしたことがある
新規やMNPでドコモを契約してから、短期間の利用で解約(または他社へのMNP転出)したことがある場合、新規で契約することを断られるケースがあるようです。
短期解約と判断される期間は明確ではありませんが、90日間または180日間(6ヵ月)以内に解約すると短期解約した記録が残るのではないかと言われています。
端末代が「一括0円」で契約したのにすぐに解約したり、他社へのMNP転出(キャッシュバック狙い)を目的として解約を繰り返したことがある場合は、短期解約の記録が残っている可能性が高いでしょう。
新規契約できない?
このように、未納があったり、短期解約したことがあると、新規で契約できない場合があります。
とはいってもスマホやケータイが使えないと困ってしまいますので、どうしても利用したい場合には条件付きで契約できることがあるようです。
・未納分を支払う
未納となったままになっている料金を支払うことで、契約できる場合があります。未納期間に応じた金利も請求されるようです。
他社で未納がある場合でも、未納分を支払うことでその情報が共有され、契約できるようになる場合があります。
・一定期間の利用を約束する
短期間で解約しないことを約束することで契約できることもあるようです。
この場合には、10万円程度の保証金を預けることで契約できることもあるようです。
格安スマホなら契約できるか
ブラックリスト入りしてしまうと、ドコモのスマホ・ケータイを契約するのは難しくなってしまいますが、そのようなときでもスムーズにスマホを契約できる方法があります。
それは格安スマホ(格安SIM)を利用すること。
格安スマホはドコモやauの回線を使ったサービスですが、ブラックリスト情報は共有されていません。そのため、未納や短期解約があっても影響がありません。
純粋にスマホを使いたいのであれば、格安スマホを申し込めば問題無く契約できるでしょう。月々の料金も安く済ませることができ、少ない負担でスマホが使えます。
ただし、格安スマホを申し込む場合にはクレジットカードが必要なことがほとんどです。通信料金ではなく端末代金(分割)の未納や滞納があると、クレジットカードが使えなくなったり発行できなくなる可能性が高くなるので、そうなると格安スマホも申し込めなくなってしまいます。
未納や滞納があると、さまざまな点で不便を強いられることになりかねませんので、きちんと支払っていくことが一番大事です。