格安スマホの電話代(通話料)を節約する5つの方法

投稿者: | 2014年10月21日

格安スマホ(音声通話対応SIMカード)での電話代(通話料)を節約する方法をまとめてみました。

せっかく基本料金が安い格安スマホを使っていても、電話代が高く付いてしまってはもったいないですよね。
電話代も格安にして、通信費をさらに節約してみましょう!
※とくに記載のない限り、通話料金などは国内通話についてのものです。
※データ通信の料金は別途必要になることがあります。

格安電話サービス・アプリを使う

通常は30秒20円程度の通話料が、半額の30秒10円で済ませることができる格安電話サービスに登録すると、それだけで電話代が半額に。
通常の音声通話回線を使うので、通話品質も通常と変わりません。
いずれも月額基本料金はかからないので、たまにしか電話を使わない方でも追加の負担はかかりません。とりあえず登録しておくことをオススメ。

[楽天でんわ]30秒10円(消費税別)。または、30秒20円(消費税別)・最初の3分は通話無料。
[BIGLOBEでんわ]BIGLOBEの音声通話対応SIMユーザー専用。30秒10円(不課税)。Androidアプリのみ。
[U-CALL]U-mobileの音声通話対応SIMユーザー専用。30秒10円(不課税)。

ドコモ・au・SoftBankのガラケーと2台持ち

大手キャリアの新料金プランでは、ガラケー(従来型携帯電話)なら月額2200円で国内通話がかけ放題に。
日常的に電話をかけることが多い場合は、格安スマホと2台持ちした方が電話代を節約できます。
ただし、格安スマホとガラケーで、電話番号が別々になってしまうのがやや面倒かも。

IP電話アプリを使う

050番号を使ったIP電話サービスを使って電話をかけると、固定電話宛なら3分8円、携帯電話宛なら1分16円程度で通話できます。IP電話同士なら通話無料に(一部の組み合わせを除く)。
ネット環境が使えれば海外からでも同じ通話料金で電話がかけられます。

[050plus]月額基本料300円。固定電話宛は3分8円、携帯電話宛は1分16円。
[SMARTTalk]月額基本料無料。固定電話宛・携帯電話宛いずれも30秒8円。

無料通話アプリを使う

無料通話アプリ同士であれば通話料無料で会話ができます。テレビ電話も無料で使えるのが便利。
相手側も同じアプリを使っていないと通話できません。
音声がやや遅れて聞こえたり、通信環境によっては音質が悪くなることがありますが、家族や友達同士などで使うなら気にするほどではないでしょう。

[LINE]ユーザーが多いので、だいたいの人と通話可能。
[FaceTime]iPhone、iPadなどのiOSを搭載したApple製端末やMacBookなどが必要。
[Skype]Skype同士は無料。固定電話、携帯電話などへも格安な通話料で電話できる。ファミマで「Skypeクレジット」を買えば、クレジットカード不要。
[Facebook(Messenger)]Facebookで繋がっていれば通話可能。

LINE電話を使う

LINEが提供する電話サービスの「LINE電話」なら、固定電話宛が1分3円、携帯電話宛が1分14円(いずれも不課税)。
通話料は事前チャージ方式(「コールクレジット」を購入)なので、使う前に一定額を前払いする必要あり。

意外と知られていないのは、LINE電話だと日本国内の約650万店舗への通話は10分間無料になるということ。
飲食店・ヘアサロン・ホテルなどの予約や、お店・病院などへの問い合わせなどにLINE電話を使うと10分間無料。電話番号がわからなくても、現在地からも検索可能です。

基本はIP電話なのですが、一部通話先を除いて、音声通話番号(090番号など)がそのまま通知されます。

[LINE電話]

組み合わせて使い分けるとおトク!

上記のような通話サービスを、状況に応じて使い分けるとおトクです。
例えば・・・

仕事などで大事な用件を話す場合は、通話品質が安定している「楽天でんわ」などの格安通話サービス。
普段から顔を合わせている家族や友達どうしなら、声が途切れても気を使わずに済む無料通話アプリ。
海外旅行中に、日本に電話する場合はIP電話アプリ。
飲み会や診察などの予約ならLINE電話。

このように使い分けるのが面倒だ、という方は、30秒20円の通話料を気にせずに普通に電話をかければ良いでしょう。